Search
  • CDPジャパン ホーム
  • プログラム
  • イベント
  • 情報開示
  • 開示サポート
  • パートナー
CDPグローバルページ お問い合わせ

グローバルサイトに戻ろうとしています。よろしいですか?

Yes No

グローバルサイトに戻ろうとしています。よろしいですか?

Yes No
CDPグローバルページ お問い合わせ
CDP
More... Less... Search User サインイン Menu
CDPジャパン ホーム プログラム イベント 情報開示 開示サポート パートナー

科学に基づく目標(SBT)

都市が目標を設定すべき理由

世界の人口の55%、温室効果ガス排出量全体の70%を占める都市は、気候変動による危機の最前線におり、ゼロエミッションの実現とレジリエンス(回復力)のある地球を構築するために、重要な役割を担っています。

世界の気温上昇を産業革命前に比べて1.5℃に抑えるためには、2030年までに温室効果ガス排出量を45%削減し、2050年までにネットゼロの達成を早急に実行しなければならないことが科学に基づいて報告されています。

都市は、この低炭素な未来への変遷に重要な役割を担っています。都市にとって、排出削減に関する『科学に基づく目標(Science-Based Target: SBT)』を設定することは、都市がグローバルな目標に沿っていることを確認するために最も良い方法です。気候SBTは、2030年までに排出量を半減させ、2050年までに世界的にネットゼロを達成するために必要な世界の排出削減の公平な分担を示す、都市全体の排出削減目標です。

ネットゼロを達成するための目標年を設定することはもちろん、都市が長期的な目標に沿って取り組みを進め、その過程の進捗状況を把握するためにも、中間目標の設定は不可欠です。


339
2020年、339の都市が都市全体の排出削減目標を報告しました。
148
そのうち148都市は、1.5℃の経路に沿っていると報告しました。
52
このうち、52都市のみが中間目標を設定しています。

都市は排出量の公平な分担に対して責任を果たすことができます

世界の都市は、気候変動問題に対する様々な歴史的責任があると同時に、気候変動問題に対処するための能力を現在持ち合わせています。科学に基づく目標を設定することで、目標が排出削減の「公平な分担」を担うことを保証します。

つまり、グローバルの目標は2030年までに温室効果ガスを45%削減することですが、各都市に要求される削減レベルは、このような公平性を考慮した上で、それよりも高くなったり低くなったりする可能性があります。

SBTに取り組むためのステップ

  1. Science Based Targets Network (以下、SBTN)において都市・自治体の主なパートナーであるCDP、C40都市気候リーダーシップグループ(C40)、世界気候エネルギー首長誓約(GCoM)、イクレイ(ICLEI)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)が作成したガイドをお読みください。このガイドでは、排出削減SBTと、目標を策定するための3つの異なる方法について理解することができます。
  2. 目標を確認または設定してください。地球温暖化を1.5℃に抑えるための排出削減の公平な分担に対して既存の目標が合致しているかどうかをガイドの方法論を用いて確認してください。目標が無い場合、または目標の更新が必要な場合は、ガイドの方法論を用いて、SBTを設定してください。
  3. CDP-ICLEIシティ質問書で目標を開示して報告してください。自治体に目標が無い場合は、まだ目標を設定していない理由を報告してください。
  4. CDPは、目標が地球温暖化を1.5℃に抑えるための排出削減の公平な分担に整合しているか確認し、その結果に基づいて適切な支援を提供します。C40やICLEIのメンバーである都市・自治体や、WWFの「ワンプラネット・シティ・チャレンジ」に参加している自治体は、これらのパートナー組織により目標が確認されます。
  5. 目標に対する進捗状況を把握するため、毎年情報を開示してください。進捗状況や気候科学の発展に基づいて、時間の経過とともに目標を更新する必要が出てくるかもしれません。

追加のサポートとガイダンス

CDPは、排出削減SBTを設定、確認、開示する自治体を積極的に支援します。支援を受けるためには、CDP-ICLEI Trackに現在のまたは更新した目標を報告してください。

さらなるサポートのために

  • 気候SBTに関しては、SBTNのガイドをお読みください。
  • 録画されたウェビナーや今後公開されるウェビナーを視聴してください。
  • 自治体向け質問書&ガイダンスをお読みください。
  • FAQsを確認してください。

質問がある場合は、[email protected]までご連絡ください。

ICLEIとC40のメンバーである都市・自治体は、これらの組織から目標設定の支援を受けることができます。


Race to Zero

Race to Zeroは、COP26の議長国およびハイレベル気候チャンピオンが実施する国際的なキャンペーンです。 将来の脅威を防ぎ、適正な雇用を創出し、包括的かつ持続可能な成長を可能にする、健全で強靭なゼロカーボンの移行に向けて、企業、都市、地域、投資家のリーダーシップと支援を結集することを目的としています。Cities Race to Zeroは、 CDP、C40、GCoM、ICLEI、都市・自治体連合(UCLG)、WRIとWWFの連合体で、都市・自治体がキャンペーンに参加するためのものです。SBTを設定することは、 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のRace to Zeroキャンペーンにおける重要な要素です。

都市・自治体はCities Race to Zero への参加により、以下のことを誓約します

  1. Cities Race to Zeroキャンペーンの原則を支持します。
  2. 地球温暖化を1.5℃に抑えるための世界的な取り組みに沿って、2040年代、もしくはそれ以前、遅くとも今世紀半ばまでにネットゼロを達成します。
  3. 2030年までに世界のCO₂を50%削減するための公平な分担に基づいて、今後10年間の達成すべき中間目標を設定します。
  4. パリ協定の1.5℃目標に整合するレジリエントな経路に沿うための、少なくとも1つの包括的かつ公正な気候変動対策の計画を直ちに進め、遅くとも2022年までに実施を開始します。
  5. 毎年、進捗状況を報告します。

www.citiesracetozero.org では「Cities Race to Zero」に関する詳細情報を入手し、参加することができます。


CDP

サポートが必要ですか?   お問い合わせ

© 2024 CDP Worldwide
Registered Charity no. 1122330
VAT registration no. 05013650

  • 役員
  • CDPグローバルページの閲覧
  • クッキー
  • プライバシーポリシー
  • 使用条件
  • LinkedIn
  • Twitter
  • Youtube
We use cookies to improve your experience on our site. Continue browsing if you're happy with this, or read our プライバシーポリシー and Cookie Policy